2013年6月23日日曜日

GATACA / フランク・ティリエ



GATACA(下) (ハヤカワ文庫NV)

フランスの新進作家さんらしいですが...翻訳の問題なのか、妙に文章が読みにくいです。
ストーリーは結構面白いのですが、状況説明がくどくて読んでパッとその場の状況が頭に思い浮かばず、理解するのに暫く時間が掛かるのでストーリーに入り込みにくいのですよね。
そのくせ場面の転換が頻繁にある(主人公が2人で、その2人の進行の説明が頻繁に入れ替わるのです)のに、切り替わった説明がなく節の切り替わりを示す空白行があるだけなんで、頭を切り換えるのにまた時間が掛かると。

主人公がこれ以前に活躍するシンドロームE(上) (ハヤカワ文庫NV)というのもあるのですが、もうこの作家さんの作品は読む気がしないや(苦笑)

同じタイトルの映画(ガタカ [DVD])がありますが、それとは全然関係ないです。
遺伝子をテーマにしているという点が同じというくらい。
ここで述べられている遺伝子の話はまあまあ面白かったですが、そのために読むほどのものでもなかったです。

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