iPhone4, iPhone5, iPad2の3台をiOSにアップデートしました。
iTunes経由でやったので、まずはMac miniのiTunesを11.1にupdateする必要があって、Mac Updateを実行したらMacOS-Xのupdateも必要で、ダウンロード後にMac miniが再起動。
それから1台ずつupdateしていったので、全部終わるまで結構時間が掛かってしまいましたが、エラーが出ることもなくノートラブルで完了。
画面表示のデザインがフラットデザインというのに変わりました。
最近の流行らしいですが、端末の性能が上がっていくと、普通はより現実的で3次元的なデザインに変わるもの(実際Windows3.1以降アイコンや画面のメニューなどはアップデートの度に色のディテールが細かくなり、陰影を付けて立体的になり、動きも3次元的なアクションになっていってます)なのですが、それを逆に行ったのですね。
携帯端末の画面は、ここ3年の間に急速にサイズと解像度が大きくなって来ていますが、持ち歩く端末の画面をPCみたいな大きさにはできないので、アイコンやメニューなどの表示領域も自ずと限界があり、よって複雑なデザインや色使いをするよりもシンプルで色数の少ないアイコンやメニューの方が、人間にはパッと見て理解しやすいということなのだと思います。
操作に対する画面のアニメーション効果は、逆により複雑でスムーズな動きをしています。
アプリアイコンをタップすると、画面上のアイコンがタップされたアイコンを中心として広がっていき、タップされたアイコンが膨れあがってアプリ画面になる。
アプリを終了するときは、これとは逆の動き。
iOS6までも似たようなアニメーション効果を行っていましたが、よりスムーズで美しい動きになっています。
こういう効果をプログラムで実現する場合、色数が少なくデザインがシンプルなフラットデザインになっていると、CPU/GPUに負荷を掛けずにできるのです。
つまりフラットデザインは、人間が理解しやすいだけではなく、スムーズな動きを電池を消費せずに実現できるのです。
その辺りまで計算してデザインしているんだと思うんですよね。
ただ、iPhone5とiPad2では非常にスムーズに動くiOS7ですが、iPhone4では割とギクシャクした動きになってます。
アプリによっては、起動時にちょっと時間が掛かる程度で、起動してしまえばスムーズなのもあるのですが、Safariなどは描画とタッチ操作に対する反応がぎこちないです。
全体的にはiOS6よりも好印象なのですが、プリインストールアプリの表示や操作方法が変わって、これはちょっと勘弁というのが少しあります。
Calendarの月表示で、予定がある日には予定のタイトルが表示されていたのですが、iPhoneでは予定があることを示す○印だけでタイトルが表示されなくなってしまいました。
iPad2では表示されるので、画面の表示領域を見て変えているんだと思いますが...パッと見て何の予定か判らないのが不便。
せめて、○印の色を予定の種類別の色で表示してくれればいいのですが、全部同じ灰色の○なんですよね。
またミュージックでは、ジャケット写真(アートワーク)表示が必須になって、なしにできなくなりました。
またアーティスト表示した場合、これまでアーティスト->アルバム->曲の順にリストが切り替わりましたが、アルバムと曲が一緒に表示されるようになって、アルバム全体の一覧を見られなくなってしまってます。
これが不便でしかたがない。
再生音が、内部の音源処理ライブラリが大幅に修正されてHD Audioに対応したせいか、非常に音質がよくなっているので、余計に不満なんですよね。
どちらも標準のではなく、好みの表示をしてくれるアプリを探せばいいのでしょうけど。
ちなみに、ショップの店頭展示のiPhone5sとiPhone5cを触ってきましたが、どちらも私のiPhone5よりも、僅かながらしかし差が判る程度に速くなっています。
iPhone5cの中身はiPhone5と同じはずなのに、動作が微妙に速くてスムーズなのが、なんか悔しいです。
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