2013年9月6日金曜日
LIVE AT THE N.E.C. / Status Quo
1982年5月14日の英吉利はバーミンガムのNational Exhibition CentreでのLiveを収録したアルバムです。
一番の絶頂期といってもいいのかな。
でも1970年頃とも、最近の2000年代とも、全く同じノリで同じ曲を同じように演奏しています。
40年間これ一筋に続けて、欧州ではRolling Stonesと並ぶ人気を誇るんだから、凄いやね。
Marshall Blogで「確かに若い人たちがザッカザッカとStatus Quoのようにブギを演奏しているなんて姿に出くわしことは一度もない。」と書かれているのだけど、まさにこれが今の日本でStatus Quoが忘れ去られている理由だと思う。
以前、とあるLiveの感想として、今の20代の人達のタイム感がコンピュータゲームのタイム感、と書いたことがあるのですが、Status Quoのタイム感はそれとは完全に相反するというか、全く相容れないタイム感なのですよね。
日本の音楽で素晴らしい曲もミュージシャンも多いけど、世界で通用するとなるとなかなかない。
(小澤征爾さんとかツトム・ヤマシタさんみたいに、紛れもなく世界のトップを制する方もおられるのですが)
特にRockの世界では、なかなか難しい。
その一番の理由は、このタイム感なんじゃないかなと思うんですよね。
日本のHR/HMで好きなバンドはいくつかあるんだけど、やはりリズム/タイム感に関しては、欧米のミュージシャンとは明らかに違う。
この違いが欧米で日本のHR/HMが受け入れられない原因なんじゃないかな。
逆にきゃりーぱみゅぱみゅみたいな、完全なコンピュータ音楽のタイム感が、欧米のゲームギーク達に受け入れられやすくなって来ているような。
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