火坂氏がとりまとめ役で、歴史上の人物の実像を洗い出そうという「実伝」シリーズ第三弾です。
#でも第一弾の直江兼続は読んでないことに、今気が付いたよ。
多数のコミックで、幸村をハンサムなカッコイイ天才武将として描かされているせいか、世間ではそのイメージが強くて、真田家といえば幸村というくらいに人気があり有名ですね。
でも実際の幸村は背が低く貧相な顔で、全然いい男ではなかったそうな。
戦歴もはっきりとしているのは大坂冬の陣のみで、それ以前の合戦では全て父親と共に戦っているため、どこまでが幸村の実績なのかは不明なのですよね。
まあその唯一の戦歴が、大軍に囲まれた家康の首を、後もう一歩で取るというところまで追い詰めた、という華々しいものだったので、幸村は天才武将として名を挙げているのですけどね。
猿飛佐助を始めとする真田十勇士という忍者を率いていたというのも、講壇の世界だけの話で実際には存在しなかったようです。
真田忍者は存在していたらしいですが。
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