2014年5月18日日曜日

あるじは秀吉 / 岩井三四二



こういう手法の小説はこれまでにもなかったわけではないですが、短編小説の連作として語り手をその時毎に変えていくというのはなかったと思います。
最後の秀吉の唐入りの理由についての落ちが面白すぎて、思わず(通勤電車の中で)笑ってしまいそうになりました。
はい、面白いです。
残念なのは、蜂須賀小六などの川並衆が活躍する中で、前野将右衛門は名前だけで登場しないんですよね。

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