2014年5月25日日曜日

【D800E】SIGMA ART 50mm/F1.4はD800Eの解像力を凌駕する

購入直後の試写では開放での描写をチェックしましたが、今週はF2.8とF5.6での描写もチェックしてみました。
まあ呆れるくらいに高性能なレンズですな。
D800Eの解像力は、発売当時には私の手持ちのレンズ性能を100%引き出し、かつまだ余裕がありましたが、このレンズに関してはD800Eでもまだその真価を引き出し切れないようです。

無限遠に近い遠景 F2.8 ISO100



これの真ん中からちょい左側を100%切り出ししたのがこれ。



ホテル名の白い文字看板が、全く色滲みなく、きっちりと解像して写っています。
拡大画像が霞んでいるのは、空気が汚れているせいで、レンズのせいでもボディのせいでもありません。

無限遠に近い遠景 F5.6 ISO400



この真ん中からちょっと右側を100%切り出ししたのはこちら。



色収差も球面収差もほぼゼロなんじゃないかという映りです。

SIGMAなのになんでこんなに高いんだ!という文句を言う人もいますが、昔の「値段が安くて性能もまあまあいい」という認識は革めるべきですね。
とはいえ、これだけの高性能なレンズを、Carl Zeissが作ると40万円だし、NikonやCanonが作ったら25〜35万円くらいはするでしょうから、10万円で発売してしまうSIGMAさんは格安レンズメーカーのままとも言えますが(苦笑)

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