文章自体は割と優しい言葉で判りやすく書かれているのですが、内容を理解するのは非常に難しかったです。
なので、なかなか読み進められず、本のページ数の割に時間が掛かってしまいました。
生物は最初は「寿命がない」(事故とか飢餓とかがなければ永遠に生き続けられる)状態から、「寿命がある」(子孫を残して死ぬ)状態に進化しました。
また自己をそのまま複製する単性生殖から、他の個体と遺伝子を混ぜ合わせる有性生殖へと進化しました。
ということで、どういう理由、利益があって、生物が「寿命がある」有性生殖に移行したのか?を論じた書です。
まあ結局は、まだ判らない、ということなんですけどね。
ゾウリムシは単性生殖しかしないと思ってましたが、有性生殖もするんだそうです。
しかも種によっては、性が4つとか8つとかのいるそうで。
なんかもう、生命は何でもありですな。
理由があったというよりは、たまたま生き延びたのが、「寿命のある」2つの性の有性生殖だっただけなんじゃないかって気がします。
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