大栗先生の著書第2弾です。
タイトル通り、本書では強い力と弱い力を判りやすく解説され、そこから更にヒッグス粒子とはないかというのを、これまた判りやすく解説されています。
ヒッグス粒子に他の素粒子が当たって抵抗になるから質量が生じる、という解説が専門誌でもまかり通っているのですが、これは完全に誤った理解による誤った解説ですな。
そんなんで質量が発生するのか?という違和感というか疑問がずっと頭を離れなかったのですが、本書を読んで違和感があって当然なのことが理解できました。
だって、そんな解説が出鱈目なんだもの(苦笑)
そんな説明だと、質量のあるのもが動き始めたらずっと動き続けて力を与えない限り止まらない現象の説明が付かないわけ。
ヒッグス粒子が、素粒子が進む抵抗になっているんなら、素粒子の速度がどんどん遅くなって最後には止まってしまうよね。
強い力と弱い力についても、性質については一応理解していたつもりなのですが、じゃあ実際にどんなもんよとなるとさっぱりで。
本書を読んでもまだ判らんことだらけなのですが、これ以上を理解しようとすると、世界でも最高レベルの数学力が必要なので、諦めることにします(笑
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