Loxia 35mm
Loxia 50mm
Touit、Otusに続いて登場したZeissのシリーズ名はLoxiaとなりました。
「Loxia(ロキシア)とは、ラテン語でスズメ目アトリ科に分類されるスズメよりやや大きな鳥「イスカ」のこと」
だそうです。
(引用元: DC Watch 「カールツァイス、フルサイズEマウントレンズを海外発表」
SONY α7シリーズのFEマウント対応ですが、マニュアルフォーカスです。
動画撮影用に絞りのクリックを外すことができるようになっています。
50mm/F2は、CONAX Gの45mm/F2や、ZM 50mm/F2に似た構成のPlanarです。
MTFも似た特性ですが、GでもZMでもは周辺で急激な落ち込みがありましたが、Roxiaでは周辺でも高い値を保っています。
また像面湾曲が非常に少なく、中心からの距離22mm辺りでGもZMもが-1.3%程度ありましたが、Loxiaは-0.3%です。
また最短撮影距離が45cmと、通常の一眼レフ用50mm並に寄れますので、GやZMよりも使いやすいです。
35mmはZMにもBiogon 30mm/F2があり、レンズ構成も似た感じですが、ちょっと異なっています。
MTFも似た感じです。
像面歪曲もZMと同じく-0.1%程度と非常に優秀で、ほぼ平面といえるくらいです。
最短が0.3mなので一眼レフ用のZF/ZEのDsitagon並になっており、ZMの0.7mよりも格段に寄れます。
35mmは第一面のレンズが、異常分散ガラスで非球面にするという、他には例のない構成になっています。
生産性の高さから非球面は金型でプレスするモールドレンズ製法を使用しますが、異常分散ガラスでモールドレンズを歩留まりよく作るのって難しいんじゃないのかな?
いずれにしてもCarl Zeissらしい性能を誇るものになっていると思います。
価格を聞くのが怖いけど、リーズナブルな値段なら買いたいですな。
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