2015年5月24日日曜日

【くるまのおと】結局Demioのガソリン車を契約しました

ALTO TURBO RSを試乗に行き、その出来の良さに感動して、かなり欲しくはなったのですが、今からだと納車が8月後半以降だそうで、家の子の車検が切れてからになってしまうことが判明。
それと価格も少し高くなって来るので、これならDemioも十分検討する価値があるよなぁと思い直し、Demioの試乗にも行って参りました。
ガソリン車とディーゼルターボ車を試乗させて貰ったのですが、どちらも素晴らしい出来です。
ALTOも質感は非常によかったのですが、それでも「軽四としては」というエクスキューズが付いてしまうのですが、Demioはサイズが小さいだけで、質感は高級車に負けていません。
欧州車の同クラスのクルマにも、決して引けは取っていないと思います。
ALTOとの質感の差は値段差以上のものがあるし、BENZ A Classと比べても値段差を感じさせない質感を持っていると感じます。

ALTO TURBO RSもDemioも、どちらも走りの質感も非常によくて、日常走行は快適に行えると感じました。
ただ長距離だとシートの質とドライビングポジションの調整幅の関係で、Demioの方が疲れが少ないだろうなというのも確か。
Demioのガソリンとディーゼルターボだと、加速はディーゼルターボの方が凄いのです。
でもガソリンでも街中では十分な加速が得られ、今の家の子の加速と比較しても、遜色はありません。
ディーゼルターボはそれ程アクセルを踏んでいるつもりがなくても、あっという間に不法な速度に達してしまうので、こちらを選ぶのならかなりの自制心が必要です(爆
なので、もう若い頃のようなアホな走りはしないつもりの私には、ガソリン車で十分だなと思い、こちらにしました。
まあディーゼルターボにすると、(装備差を除くと)25万円くらい高くなってしまうというのもあります。

オプションも最低限で、ガソリン車の中間グレードは、標準では鉄ホイールなのですが、オプションのアルミホイールを選びました。
ちなみにアルミホイールを選ぶと、強制的に革巻きのステアリング、ATノブ、サイドブレーキになります。
まあこれは私は欲しいオプションなので、いいのですけど、好きじゃない人にはセットで強制というのはどうなのかなぁ?
#でもアルミホイール欲しがるような人なら、革巻きの操作系も欲しがるんでしょうけどね。

まあそんなこんなで見積もりを出して貰い、残価設定ローンの金額を出して貰って、そこから「実はALTO TURBO RSも考えていて」という説明をしまして、「同じ金額は当然期待しませんが、これくらいになるなら即こちらで決めます」と言ったところ、上の人と掛け合って、かなり値段を下げて来てくれました。
なので、この程度の差額ならDemioにする価値は十分過ぎるくらいにある、ということでDemioになりました。

でもALTO TURBO RSの納車が6月までだったら、Demioを観に行かずに、あっさりとそこで決めていたとも思いますよ。
それくらいALTOも素晴らしい出来です。
ちなみにALTOの一部で酷評されているAGSですが、私は変速ショックが大きいとは思いませんでした。
ずっとアクセル踏みっぱなしだと、変速ショックはでますが、1段上げたいなというタイミングでアクセルを軽く緩めるとスパッとショックレスで変速してくれて、慣れれば使いやすいなと感じました。
MTを運転したことのない人だと、文句言うのも判らなくはないんですけど、レーシングドライバ出身の評論家の人が文句言うのは納得できなかったです。

(追記)
Demioの試乗で一番感動したところは、遮音性です。
走っている間、周りの音はうまく遮音されていて、外の音はあまり聞こえないのですが、救急車のサイレンの音だけは遠くからでもちゃんと聞こえました。
この周波数帯域の音は遮音せずに、ドライバーに聞こえるようにしているらしいです。
遮音性が高すぎて、真後ろでパトカーや救急車がサイレンをガンガン鳴らしていても、聞こえない高級車もあるのですが、そういうのって開発者はクルマのことを判ってるのか?と疑問に思ってしまいます。
対してDemioの遮音性は、邪魔な音はカットするけど、安全上聞こえなければいけない音はちゃんと聞こえるようにしているという点で、非常に素晴らしいです。
なかなかこういう特定の音だけを聞こえるようにしながら、きちんと遮音するというのは非常に大変なことなのです。
それをこのクラスのこの価格帯のクルマできちんと行っている、マツダの姿勢は素晴らしいと感じました。

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