2015年6月28日日曜日

こんなに弱い中国人民解放軍 / 兵頭二十八



北京が解放軍を掌握できていないとしたら、それはかなり怖い話です。
習主席は暗殺に対して異常なくらいに気をつかっている噂(飲み食いするものは、全て側近に毒味をさせてからでないと口にしないそうな)ですが、軍幹部が独走状態ならさもありなん。

中国共産党政府は誇大宣伝が得意で、お人好しの日本人はずっと欺され続けているのですが、更に軍事力の判断になると、戦後米国に自虐教育と洗脳を施されて、すっかり軍事音痴になった日本人なので、軍事力の判断を軍事予算の多寡でしか計れていません。
軍事力は装備のカタログスペックでは計れないし、そのカタログスペック自体も(軍事機密事項だから)正直に発表されることはないです。

日本は(軍事力に限らないですが)、要員の教育・訓練制度、装備の保守メンテナンス体制、などが古来よりしっかりと確率されていますが、大陸ではそのような体制は確立されておらず、軍幹部は賄賂を取って私腹を凝らすことしか考えていない(これは大陸国家の古代からの伝統)状況ですから、実際の戦闘になったときにどのくらいの戦闘力を発揮できるか怪しいものです。
そういえば、少し前にスクランブル発進した自衛隊機の目前で、危ない曲芸飛行を得意げに披露した中共軍パイロットがいたそうですが、燃料費の予算を確保できず訓練もろくにできない状態では、自分の腕前の具合も計れないんでしょうね。

さて、暴走した解放軍が中南海に攻め込む日は、そう遠くないか?

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