2015年10月18日日曜日

みずは無間 / 六冬和生



ハヤカワSFコンテストが20年の休止期間を経て再開され、新生ハヤカワSFコンテスト 第一回大賞受賞作です。
人の脳を完全にデジタル化してAIとし、宇宙探査船に搭載するというアイデアが使われています。
アイデアそのものはこれまでにもあったと思いますが、そのアイデアの活かし方は他にはなく、独特なものになっています。
でも一番のテーマは、人間の止めない欲望、ですかね。
タイトルの意味は最後まで読んで理解できるような、ストーリー構成になっており、そこまでの話の持って行き方が非常にうまくできているなと思いました。

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