2016年1月31日日曜日

忍者列伝 / 稲葉 博一



時代小説、それも忍者ものとなると、滑稽無糖なものが多いのですが、本作は比較的現実的で時代考証もちゃんとしていると思います。
とはいえ、史実というわけでもないので、あくまでフィクションですね。

なかなか面白いです。
本作は氏のデビュー作ということですが、初めてとは思えない読みやすい文章で、物語の世界に入りやすいです。
お陰で電車を乗り過ごしそうになりました(笑
続編があるそうなので、そちらが文庫化されたら読みたいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿