カミオカンデ、スーパーカミオカンデ、カムランドの建設と測定に、ずっと関わって来られた方による、ニュートリノの解説書です。
私みたいな素人にも非常に判りやすく、読みやすく解説されています。
これまでも量子力学や素粒子に関する書籍は、色々と読んできていますが、ニュートリノについては詳しく解説されたものは読んだことがありませんでした。
ニュートリノとはなんぞや?に答えてくれる入門書としては、非常にいい本だと思います。
またちょっとだけヒッグス粒子が質量を与える原理についての解説が出ていまして、それがこれまで全然聞いたことがない原理だったので、ちょっと驚きました。
ヒッグス場という場による質量発生のメカニズムとは、また全然別の仕組みなので、面白いというか、悩まされるというか、またヒッグス粒子について調べ直さないとという感じです。
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