何年か前にブータン国王が来日され、ブータンではGDPではなくGNH(国民総幸福量)の向上を目指しているというのが話題になりました。
幸福度なんて抽象的な観念を数値化はできないから、単なるスローガンだと思っていたのですが、実際にそれを経済指標の指数として数値化することが試みられているのですね。
この本を読んでいる途中で、国連が集計している統計の結果が発表されました。
国連の幸福度報告書、トップはデンマーク 日本53位
日本の順位は低いですけど、そもそもまだ幸福度をどうやって測るかというのが、試行錯誤されているところで、統計している機関は他にもあって、それぞれで全然異なる結果が出て来ているので、まあまだ全然当てにならんですね。
#特に国連は、ここのところ日本虐めの不当な評価を突きつけることが多いですし。
いずれにしても、GNPとかGDPとか、これまで使われてきている経済指標なんって全く当てにならない、ということを解説されています。
金持ちが幸せかというと、そうとは言えないのは常識なのですが、貧乏ではなかなか幸せになれないのも事実。
日本の官僚は、国民が貧乏で不幸な方が、省益が高まるから、必死で日本経済を立ち直れないようにしています。
そんな日本に未来はあるのか?
0 件のコメント:
コメントを投稿