2016年5月8日日曜日

コルトM1851残月 / 月村 了衛



月村氏の作品は、機龍警察くらいしか読んでいないのですが、時代物も書かれているのですよね。
本作は幕末の頃を舞台にしていますが、時代物には珍しく武士が端役で少し登場するくらいで、商人の世界を描いています。
とはいえ、裏家業を営む商人の話なので、通常の時代劇に出てくる商人とも違います。
この辺りの舞台やキャラクタの選び方が、月村氏独特の世界を生むのでしょうね。
面白くて一気に読み切ってしまいました。

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