まつろわぬフィクション作家 望月シリーズで明かされた歴史の秘密をまとめたものです。
氏の小説を一通り全部読んでいる方は、特に読まなくてもよいかと思います。
内容は同じことの繰り返しで、小説以降の新しい情報というのは特に見当たらないと思いますので。
それさておき、前にも書きましたが、昔から不思議に思っていたのが、孝明天皇は西洋人も西洋文化も大嫌いなのに、息子の明治天皇は西洋被れなことです。
親子でよほど仲が悪かったとしても、天皇家という先祖を敬い大切にする血統の方が、ああまでも親の意向を無視するというのは、不自然すぎるんですよね。
更に、孝明天皇は皇居の外へ出ることを徹底的に嫌って、生涯京都からは出たことがないのに対して、明治天皇は御維新があったといえども、日本全国津々浦々へ行幸しています。
この点も、親子であまりにもやり方が違う。
孝明天皇と明治天皇が、親子ではない赤の他人とすれば、納得できる話ではあります。
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