表題にはDNAとありますが、それ以外にも言語学、骨解析などの見地からの最新学説も述べられています。
厳密な結論は、今後の研究の余地ありで明記は避けられていますが、戦直後の大陸・半島からの弥生人渡来説はほぼ否定される形になっていますね。
稲作の伝来の章で、稲のDNA解析結果が考慮されずに論を進められているのは、この章の筆者が最新のDNA解析結果を知らないのか、知っていて無視しているのか…半島経由で稲作が伝来した説に固執されているようです。
いずれにしても、最新の科学的な考察に基づく研究結果のサーベイとしては、よくできていると思います。
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