2017年3月20日月曜日
【くるまのおと】'70年代では三菱車は現実的な憧れだった
Motor Fan復刊Vol.6では、三菱ギャランGTO MIIのロードテスト復刻を行っています。
これまでの復刻では、私は実際に見たことがないクルマばかりだったのですが、本号で初めて身近に触れたことがあるクルマが登場しました。
5歳年上の従兄弟が、免許を取って買ったのが、中古のギャランFTOという、GTOの弟分のようなクルマでした。
大学でバイトに行った先の社員さんで、GTO-GSRに乗っている人がいました。
そして、大学4年の時に所属していた研究室の助手(つまりは大学の先輩)が、ずばりMIIに乗っていて、助手席ですが乗せて貰ったことがあります。
卒業直前に、その方がクルマを買い換えるという話をされていて、(エンブレムはMRになっていたので)
私「MRなら30万円出すから売って下さい」
先輩「あれMRはエンブレムだけで、実はMIIやねん」
私「MIIなら5万円ですね」
先輩「そんな安う売れるかよ!」
で、その時は終わったのですが、後日研究室で卒業の挨拶をしていると
先輩「おい、クルマ5万でええぞ。下取り査定して貰ったら5万円と言われた」(と泣き崩れる)
で、その時に「買います!」と答えていれば、MIIオーナーになれたんですが、関東に就職で行く直前3日前で、譲渡手続きをする暇がなく諦めたんですわ。
1週間早く言ってくれてれば、買ったのに(泣)
#後日従兄弟に「アホかお前は!手続きなんか後でしたらよかったんや!」と怒られました(苦笑)
従兄弟の乗っていたFTOもいいクルマでしたし、'70年代初頭にランサーが世界中のラリーで勝ちまくってましたから、三菱車は好きだったんです。
でも'80年代に入って、バブル期になると、何を間違ったのか変なクルマばかり輩出するようになって…結局三菱車オーナーになることはありませんでした。
今の三菱自動車の体たらくを見てると、FTO/GTOの頃の栄光はどこへ行ったんだ?という気にはなりますね。
ランエボという化け物を連発していたのが、その名残でしょうか。EVOじゃないノーマルは全然魅力なかったですが。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿