2017年10月16日月曜日

Raging Out / OUTRAGE



デビュー30周年を記念してというわけでもないでしょうが、前作から4年振りで12枚目のスタジオ盤がリリースされました。
Vo NAOKI(名字なしのクレジットになっていますが…いつからかな?)氏が復帰されてから、ライブ活動も精力的に行い、アルバムもコンスタントにリリースされており、絶頂期のような活動をされています。
本作もこれまで以上にHardでHeavyなサウンドと、素晴らしいメロディの組み合わせで、OUTRAGEの真骨頂が遺憾なく発揮されています。
ベースの安井氏による楽曲が多いのですが、そのせいかベースソロがあったり、ベースが目立つミックスがされていたりします。
ベースの音がこれまでのアルバムに比べて、かなりゴリゴリなサウンドになっています。
全体的にミックスが、あまりリバーブを効かせず生々しい音に仕上がっており、この辺りも今までとはちょっと趣向が変わっていると思います。
ヘッドフォンで聴くと、耳の直ぐ側にギターアンプ、ベースアンプのスピーカーが置かれているような感じです。

ドラムとヴォーカルは、体力的に年齢による衰えが(特にこういうタイプのバンドでは)出やすいと思うのですが、デビューの頃のアグレッシブさを微塵も失っていないのは凄いことだと思います。
DVD付きのデラックス・エディションが、CDだけの通常版と50円も変わらない価格でAmazonで販売されていたので、デラックス・エディションの方を購入したのですが、DVDに収められているライブを観ると、ライブでこれだけの歌声が出せるのかという驚きと、丹下氏のドラムのうねりに圧倒されます。

日本でも素晴らしいHR/HMバンドは多いですが、OUTRAGEは正にHeavy Metalというサウンドと楽曲だと思います。
要するに、Heavy Metalが好きなら、OUTRAGEのアルバムは全部聴け!ということですな。

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