2018年1月1日月曜日

【くるまのおと】福野礼一郎 新車インプレ2017



昨年7月に発刊されていたことを年末になって気が付いて、購入しました。
書店店頭では見掛けなくて、Amazonのお薦めにも上がって来なくて、雑誌とかの広告にも出ていなくて…。
こういう精密な写真をたっぷりと使った書籍は、もう売り上げが全然上がらないから、宣伝もあまりできないということなのかも知れませんが、余計に売れなくなるよね。

いつもながら、正確に評価しようとする姿勢とレポート内容は秀逸です。
メカニズムや製造方法をキチンと解説し、それがどういう効果や意味を持つかを解説できる評論家も、他にはいませんし、福野礼一郎氏が書いた記事というだけで、読む価値があります。

でも今の世の中、キチンとメカニズムを説明しても理解できる読者が絶滅寸前なんですよね。
MotorFanも、復刊Vol.009で終わってしまい、Vo.010は発刊されないままですし。
技術立国としての日本は、もう既に終わってるということなんでしょう。

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