2018年7月21日土曜日
嘘だらけの日独近現代史 / 倉山 満
嘘だらけシリーズもこれで終わりだそうです。
日本と独逸は、歴史的な接点が、第二次世界大戦の直前にヒトラーの第三帝国と同盟を結ぶまでは直接的にはありませんでした。
間接的には江戸時代後期辺りからあったらしいですけど、世界半周する玉突き効果での関係なので、因果関係はなかなか意識しにくいですよね。
まあいずれにしても、当時の内閣が何をどう考えたのか、本シリーズで讃えられている最高の外交官である菊ちゃんの意見を無視して、日独伊同盟を結んだのが間違いのものですよね。
英国との同盟を続ける道があったにも関わらず。
政治家が無知な世論と無責任なマスコミを気にするとどうなるかという見本です。
ところで、欧州の先進国では共産党の結党と活動は禁止されています。
日本でも共産党赤軍のテロが、60〜70年代に続いたので、共産党は検察の監視対象になっているのですが、思想の自由を理由に共産思想が禁止されているわけではありません。
このために大陸の共産党政府のスパイがやりたい放題の状態なんですよね。
人を殺しまくる、という思想が、思想の自由の名の下に保証されねばならない、というのが自由主義といえるのか?
今、朝日新聞などが内閣を相手にほざいているのは、こういう「責任を伴わない自由」です。
本来の「自由」には、責任が伴うということを全く判っていないか、無視しているのです。
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