何となく安部 龍太郎氏は、定説に基づいたお堅い時代小説を書かれているのだろうという先入観があって、読んだことはなかったのですが、これは小説では歴史の謎解きコラム集ということで買ってみました。
結果、私の先入観は全く以て間違っておりました。
これは是非、氏の小説を読まねばならないと思います。
先日読んだばかりの嘘だらけの日独近現代史 (扶桑社新書)
もう既にこの時代に、日本は自国の事だけを考えていればいい、という状況ではなくなっていたんですよね。
しかし、現代の平和ボケした日本人は、今でも海に囲まれた日本は神風に守られており安全で、周りの国や地球の反対側の国の状況など関係ないと思い込んでる人だらけ。
そんなんだから、本書に書かれているようなことは、そんな昔にそんなことなるか、という考え方なんでしょうね。
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