2018年8月28日火曜日

機龍警察 火宅 / 月村 了衛



機龍警察シリーズの文庫版が発刊されるのを待っているのですが、なかなか文庫化されません。
かと思ったら、1巻目と2巻目が[完全版]という大幅に加筆修正されたのが文庫版で出て来たり。
本巻の解説によると、その完全版も全巻を読んでからでないと理解できない内容が含まれているそうで。
#しかも文庫版には、新書版に含まれる解説とかインタビューが含まれず、伏線の謎解きが入っていないとか。
何が何でも文庫版ではなく、新書版を読めと云うことらしい。

それはさておき、本書は登場主要人物それぞれの背景を語る短編が8編収められています。
1編を除いて、題名が仏教用語になっているのですが、何故に1編だけ仏教用語ではないのか?よく判りません。
月村氏の小説は、なんか奥が深そうな雰囲気を湛えています。
そう見えるだけなのか、実際に奥が深いのか…。

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