2018年10月20日土曜日
α7Rからα7Ⅱとα7Ⅲに機種変更
銀塩からデジタル時代に移りつつある頃には、デジタル一眼レフの選択肢は(特に35mmフルサイズだと)CanonかNikonの2択しかありませんでした。
ミラーレス一眼では、SONYが唯一フルサイズを発売してきており(やっと今年になってNikonとCanonから発売になりますが)、α7Rが発売されてすぐに購入して、5年間使い続けていました。
RⅡやRⅢに移行しなかったのは、ファイルサイズがでか過ぎてハンドリングできないという理由です。
最近、ライブ撮影の回数が増えてきて、それがメインになりつつあり、昨年α9が登場したことに衝撃を受けて、ライブ用の撮影機材を徐々にαシリーズに移行する決心を行いました。
1年間前から、レンズをFEマウント対応のものに入れ替えていて、今回ボディをライブ用に最新機種に入れ替えることにしました。
α9の中古が割と安い値段で出て来ているので、それも考えたのですが、
・α9はフリッカーレスに未対応。
・AFエリアはα7Ⅲの方が広く、測距ポイントも多い。
・瞳AFのアルゴリズムは、α7Ⅲで更に進化していて合焦率が高い。
という、10ヶ月程後発のα7Ⅲの方が優れている点も多く、私の撮影対象を考えるとα7Ⅲの方がよさそうなのです。
また、ライブ撮影する時は、広角〜中望遠ズームと中望遠〜望遠ズーム、または広角ズームと広角〜中望遠ズームの2本の組み合わせでする必要があるので、ボディは解像度が同じものが2台必要になります。
α7Ⅲが2台あれば理想ですが、懐具合からそういう訳にもいかず、またキャッシュバック対象であることで、2台目にα7Ⅱを選ぶことにしました。
α7ⅢとⅡの違いは、
・α7Ⅲは裏面照射型の撮像素子になっており、周辺光量落ちが改善され、高感度特性が改善されている。
・α7Ⅲはサイレントシャッター装備。
・α7Ⅲはカードスロットが2口あり、UHS-Ⅱ対応。
というのが、大きな違いでしょうか。
まだ余り双方を触れていないのですが、高感度についてはどちらもISO12800位までが、(個人的には)ノイズやダイナミックレンジ的に実用範囲かなという気がします。
↓α7Ⅲ ISO12800
↓α7Ⅱ ISO12800
α7Ⅲの拡張ではない最高感度ISO51200だとこんな感じ。
↓α7Ⅲ ISO51200 1/200sec.
サイレントシャッターは、アコースティック系のライブ撮影をするために欲しかった機能なのです。
これがないために、今までアコースティック系の撮影は断っていたので。
#マジでシャッター音が会場に鳴り響くのです。
#防音のためタオルで包んだりもしましたが、無駄でした。
α7Ⅲだと動体歪みが目立つと、雑誌のレポートにはありましたが、強風で激しく煽られる花ではそういうものは出ていないようです。
↓α7Ⅲ ISO100 1/1000sec. サイレントシャッター
α7ⅢでサイレントシャッターをOFFにして、先幕電子シャッターにすると、(先幕電子シャッターのない)α7R程ではないですが、シャッター音と振動がします。
α7Ⅱも同じくらいの音と振動があります。
特にシャッター振動は、サイレントシャッターにして皆無になると、シャッター振動のない撮影がなんと快適なことなのかと気付かされます。
激しい系のライブ撮影だと、やはり動体歪みが出るでしょうから、サイレントシャッターは使いにくいですが、普段のスナップ、風景、花などの撮影はサイレントシャッターだけで行いたくなります。
α9だとサイレントシャッター時はブラックアウトが皆無ですが、α7Ⅲだと若干あります。
シャッター速度にもよるのでしょうけど、感じ的にファインダーのリフレッシュが数コマブラックアウトする程度で、α9と劇的な差があるという感じはしませんでした。
またα7Rはボディ内手ブレ補正がまだ搭載されておらず、α7Ⅲとα7Ⅱのボディ内手ブレ補正はかなり強力そうな感じです。
↓α7Ⅲ ISO200 1.6sec
拡大すると、後ろのビルの窓明かりがぶれているのは分かりますが、手ブレ補正のないカメラでここまできっちり止まって見えることはなかったですね。
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