木下氏の作品を読むのは初めてなのですが、Amazon Kindle Unlimitedで読める「週刊大衆」誌に「小説には書けてない!歴史作家のマル秘ネタ帳」というコラムを連絡されており、それが結構面白いので機会があれば小説も読んでみたいと思っていました。
本作品は短編小説ですが、米国の人気テレビ番組シリーズ「24」の手法を小説に取り入れたという感じでしょうか。
ネタ帳でも史実を丹念に調査している様子がうかがえますが、本書の各作品でもその様子が出ています。
史実に忠実な中に、小説家らしい虚実を織り交ぜるわけですが、そのアイデアが秀逸です。
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