小川氏の海と空の小説が同時に(両方とも加筆訂正して)再発刊されたので、連続してブログに書くことになったのです。
先の「海」の方は、現実世界に空想世界を重ねたものでしたが、「空」の方は舞台となる世界そのものが空想世界なので、始めから終わりまで作者の空想の世界です。
余り書くとネタバレになるのですが、第一次世界大戦の航空機による戦いをイメージして書かれたそうです。
とはいえ、当時の戦闘機による戦闘とは全く別のものなのですが。
にしても、小川氏の小説に出て来るキャラクターは、どうもおとぎ話的というかファンタジーアニメに出て来るキャラクターそのものという感じで、アニメにしたら映えるだろうなぁと、いつも思ってしまいます。
0 件のコメント:
コメントを投稿