宮沢先生は、関西限定テレビ番組「そこまで言って委員会」にウィルスの専門家として度々出演なさっておられるので、関西では有名な方です。
昨年からの武漢ウィルス対策で、政府の専門家会議にも参加されていたそうですが、ウィルスの専門家として本当のことを言い過ぎて、ウィルスの専門ではない医学界の権威や官僚から疎まれて、メンバーから外されたらしいです。
今の新型コロナウィルス騒ぎが、厚生労働省の省益確保のための人災である所以ですな。
本書では、あまり武漢ウィルスの話は詳しくは書かれていませんが、コロナウィルス全般とその中でも武漢ウィルスの位置付けなどを説明されています。
ウィルス全般の話を書かれているので、他のウィルスの説明にもページを割かなければいけいないため、どうしても武漢ウィルスの説明は減ってしまうということですね。
ウィルスが生物の進化に深く関わっているという話は、とても興味深かったです。
雑誌「ムー」8月号が、この本に書かれていることと重複する特集記事を掲載していますが、ムーの方に「細胞はウィルスを排除する仕組みを持っているが、特定のウィルスは侵入を許す仕組みになっている。細胞とウィルスはセットで生まれて来たのではないか」というようなことが書かれていて、興味を覚えたのですが、本書ではその辺りに類することは書かれていないので、雑誌ムー編集部の先走りなのかも知れません。
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