先の東京輪舞は警察を主人公にしたものですが、こちらはやくざを主人公にして、昭和の東京オリンピックの裏側を暴く小説です。
今回の東京オリンピックも色々と裏の話が取りざたされていますが、昭和の方はもっともっときな臭い裏側が満載だったようで。
まあ当時はオリンピックに限らず、全ての物事でやくざの手を借りないと何も出来ないのが当たり前だったわけで。
今は暴力団組織排除がかなり進んで、そちらへの資金横流しはなくなりつつあるようですが、別の所へ流れるようになっただけで、実質はたぶん変わってないんでしょうけど。
何しろ、今の日本は合法的に(元)官僚が、公的資金を横領できる仕組みになってますからね。
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