911シリーズ第三弾です。
渡辺氏の悪い癖というか、最初は慎ましく始まったシリーズが、段々大ごとになっていき、現実味が途中からドンドン失われていってしまう、というのがあります。
本シリーズも、第一弾、第二弾は、日本でもあり得るかなというレベルの事件だったのですが、本巻ではちょっとこれは大ごと過ぎない?というレベルに入って来ました。
まあまだ何とか現実的な可能性はあり得るレベルではあるのですが、刑務所内のこういう不正が見逃されたままというほど、日本の警察は間抜けではないと思うのですよね。
何より、この続きが完全に常軌を逸した事件に発展しそうで。
まあ、面白いからいいんだけど。
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