2022年6月1日水曜日

ホツマツタヱによる古代史の謎解き / 長堀 優、 いと きょう

縄文文化が極めて高度な文明と文化であることがあきらかになりつつありますが、文字を持っていたかどうかはさておき、その思想や知識を後代に伝える何らかの手段はあったはずです。
でなければ、1万年以上もの文明文化の継承はできないですから。
その伝えられ続けて来たものが秀真伝えであり、その中から僅かな残滓として古事記や日本書紀があるわけです。
かなりの部分が削ぎ落とされ改変されてしまっていますけどね。

魂(タマシヰ)は、霊体であるタマと肉体であるシヰが合わさったものだそうですが、シヰとは「欲しい」のことで欲(食欲、性欲)のことであると。
欲が増えると魂は身体に引っ張られ、欲がなくなると霊体として天に通じることができるそうな。
仏教の悟りとは、この欲を一切消し去ることであるわけですが、それに通じる思考ではないかと思います。

欲を出すと身体に引っ張られ、身体が欲に引っ張られ、心の思うままには動いてくれなくなる。
スポーツ選手や格闘家、或いは芸術家の人達になら、この心境は理解できるのではないでしょうか。



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