日本史を科学の目で検証し直す第弐弾です。
前のでも書きましたが、歴史学者にはない視点から考察するというのは非常に重要なことだと思います。
邪馬台国の場所を特定するのに、当時の日蝕が観測できる場所を推定(これが結構難しいそうで)する、というのは何人かの天文学者が行っているそうですが、地球の自転は結構不安定なので、ビシッとした値を出すことが困難なんだとか。
そのせいで、大和地方で見えた見えないの論争になっているようです。
見えたかどうかは、本書をご覧ください。
筆者は船舶設計がご専門だそうですが、今回も船の知識をフル動員して、歴史を紐解いておられます。
朝鮮出兵でも日本海海戦にしても、伝えられている話は結構嘘誤魔化しが多いようです。
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