週刊現代に連載されていたノンフィクションを、大幅な加筆修正をして単行本としたものです。
トヨタの86、スープラを開発した多田氏の、開発物語です。
クルマの開発技術者に取っては、スポーツカーの開発というのは夢ではあるけど、なかなか日本メーカーではそのような機会はありません。
あったとしても、周りからの雑音が凄いし、コストも厳しい。
理想を求めても、全くと言っていいくらいに、それを叶えることができない。
妥協に注ぐ妥協の産物に成らざるを得ません。
そんな中で、今やスポーツカーとしては、非常な人気の86が如何にして生み出されたか。
トヨタが嫌いな人でも、クルマ好きなら一読の価値はあります。
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