音楽(Live/DC)、映画(劇場/DVD)、書籍(主に小説)、日頃使用している写真撮影機器やコンピュータ関連機器のレビュー。
2021年に単行本として刊行された長編小説が文庫化されたものです。木下氏は史実を丹念に調べて、史実を忠実になぞりながら、新しいアイデアや小説ならではの虚構を取り混ぜるのが、非常に巧みですが、本作も期待に違わず、見事なストーリー展開を見せてくれます。ほんと、毎回作品を拝読するたびに、唸らされてしまいます。応仁の頃の雰囲気も量感たっぷりに表現されており、歴史好きには堪らない小説に仕上げられています。
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