発刊された時に雑誌の書評で「こういうのが読みたかったという人が続出」とか書かれてましたが、今我々が中華と呼んでいる文化・文明と歴史は、遊牧民が作り上げたもので、所謂漢民族はそれを盗んだに過ぎないわけです。
中華料理も殆どは騎馬民族の料理だし、他も上げると切りないですが、漢民族の発明は嘘くらいじゃないだろうか?
騎馬民族には、皇帝の跡継ぎになる皇太子を生んだ女性は、その女性の一族が権力を握らないようにするために死を賜る、という習慣があるということで、先日読んだ唐―東ユーラシアの大帝国にもそんな風習が描かれていましたが、残酷ではありますが合理的でもあるんですよね。
朝鮮王国みたいに、王后の一族が代わる代わる政権を牛耳る歴史を見れば、権力者の母方の一族が権力を持つのが如何に危険なことか、よくわかります。
とはいえ、日本も平安時代までの貴族政権は、同じことやってたわけですけどね。
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