ジュラシック・ワールド 炎の王国公式サイト
ジュラシック・パークが映画化された頃は、まだまだ未来技術の予想でしかなかったですが、今日ではそれ程遠い話ではなくなってきています。
滅びたものを無理矢理復活させることが、果たしていいことなのか…。
その問題が、今回のメインテーマになっています。
単なるアクション娯楽映画から、人類のこれからの未来を示唆する映画に変わっている気がします。
原作のジュラシック・パークでは、最後に恐竜が逃げ出し、その生存が確認されたところで終わりますが、本作も同じような終わり方です。
人類の世界に放たれた恐竜たちがどのように扱われるか…次回のテーマがそれですかね?
2018年7月16日月曜日
2018年7月10日火曜日
水戸黄門 天下の副編集長 / 月村 了衛
長寿テレビ番組で有名な水戸黄門漫遊記のパロディ小説です。
黄門様と介さん覚さんは、江戸後期に作られた漫遊記のキャラクタなので、パクっても問題はないでしょうけど、くノ一のお吟と風車の弥七はテレビシリーズの独自キャラクタだから、パクるのはやばくないか?
水戸黄門が藩主を引退後に国史編纂に力を入れていたのは、よく知られることですが、その編纂事業をネタに漫遊記をパロった小説です。
月村氏の小説は、シリアルなものが殆どで、こういうギャグ小説は初ではないかと思いますが…ふざけた筋を真面目な文体で綴っているのが、逆に面白さを引き立てて、あっという間に読み切ってしまいました。
2018年7月8日日曜日
決定版 邪馬台国の全解決 / 孫 栄健
著者の名前からすると中国系の方のようなのですが、日本在住で日本の出版社から何冊も著書を出されているようです。
歴史研究家のようですが、プログラミングの著書もあるようなので、コンピュータの知識もおありのようです。
そのせいか、本書で展開されている論は非常に論理的で緻密で、1つの物事を多角的な見方から検討して仮説の正否を検討されています。
在野のアマチュア歴史家のような思い込みと、不確かな証拠を元にすることもないし、推測に推測を重ねるような論法もありません。
中国の古代史を読み解くには、古代史各史を読み解き、その筆法と論法、文法を解き、文字の使い方をしっかりと理解する必要がある、という至極当たり前だけど、お偉い学者先生達が実際にはされていないことを、きちんと本書で説かれ、実践されています。
今まで読んだ邪馬台国の謎解きで、これ程納得がいく説明をされているものはなかったです。
歴史好きな人なら、内容の正否はともかく、一読しておかないと今後恥ずかしい思いをするのは間違いないと思います。
ただ1点だけ気になったのが、魏の皇帝から金印を下賜された周辺国の王は、倭国以外にも大勢いたはず、と推測されている点です。
魏志に書かれている中では、金印を下賜したのは倭国と月氏の国の二つだけ、というのを別の書で読んでいるのですが、本書ではそれには触れられておらず、たぶん他にも多くの王に金印を渡しているはず、という推測だけで書かれています。
他のことは、三国志全般に渡っての用例を細かく挙げて調べておられるのに、これだけは憶測と思い込みだけで書かれているのが、ちょっと納得がいかないですが。
まあ、これについては邪馬台国がどこにあったか?には影響しないことなのですが。
また深くは触れられていないのですが、邪馬台国の人びとは常に半裸で、顔に入れ墨があるというのですが、本書で推定されている邪馬台国の場所だと年中半裸でいるのは3世紀の気候でも無理じゃないのか?というのと、邪馬台国が後に大和政権になるのであれば、入れ墨の風習はどこでなくなったのか?が解決できていません。
まあ本書の目的は、古代中国史の筆法によって、所謂魏志倭人伝を読み解くことなので、この疑問に関しては、読み解いた後の問題なんですけどね。
2018年7月4日水曜日
言ってはいけない中国の真実 / 橘 玲
橘氏は作家ですが、本書はノンフィクションのレポートです。
本来ならこういう内容はマスコミが日頃周知すべきことだと思うのですが、日本のマスコミは偏向報道どころか出鱈目なフィクションばかり流していて、当てにならんですからね。
その点、氏は非常に冷静に公平な視点で観察と分析を行っていると感じました。
先入観や思い込みではなく、見て聞いたことを脚色せずに忠実に描かれています。
繰り返し書かれていることですが、中国と呼ばれている地域の一番の問題は、人口が多すぎることです。
私も普段「日本の10倍の人びとが、日本国土の30倍の土地に住んでいるんだ。一言で中国なんて言えない」と周りに言っていて、頭では判っているつもりでしたが、本書の省単位での人口と世界各国の人口を比較したグラフを見て、あーまだこれが感覚として分かっていなかったなと思いました。
共産党中央部の統制が取れておらず、人民解放軍が各軍区毎に中央部を無視して好き勝手やっている、というのは何となく感じていました。
が、各省から下部の村とか町単位まで行くと、完全に野放し状態だそうで…確かにあれだけ広い土地と過剰な人口をどうやって統率してるだろうと不思議でしたが…要は統率なんかできていなくて野放し状態で好き勝手できるから、逆説的にほどほどに中央のいうことを聞いたふりして従っているふりをしているだけらしい。
そういう危うい状態だから、歴代の王朝は繁栄しても長続きせずに滅びる。で、新たに統一王朝が同じ体制を引き継いで興り、繁栄→滅亡を繰り返すと。
現在の共産党政府も、そういう危うい状態ではあるものの、人民にとっては経済発展で都合のいい方が(今のところは)多いので、共産党独裁でも今のままの方でよいと思われていて、人民が反乱革命を起こす気配は当面ないらしい。
でも郡部が独走しているのは…先日の全人民大会で習主席が永久に君臨することになったので、軍幹部ももう諦め状態のような気はします。
#だから三瓶が慌てて訪問して頭を上げたんだろうなと。
現代の中国(と呼ばれている地域)には、日本の暴力団のような組織はないそうなのですが、(もちろん犯罪組織はあるけれども永続的な組織はないそうで)、何故かというと共産党自体が黒社会組織だから、それに対抗するような組織は潰されるからだとか。
実際、共産党の起こりは、(分裂していた)中華民国政府と大陸に展開していた日本陸軍に、対抗するゲリラ組織で、反社会組織だから、成り立ちはそうなるんですよね。
今でも政府そのものが犯罪組織みたいなのは、変わってないし。
分裂して内戦になったら、日本はどうなってしまうんだろうか。
2018年6月28日木曜日
明治維新という過ち・完結編 虚像の西郷隆盛 虚構の明治150年 / 原田 伊織
シリーズ第3弾で、完結編です。
今回は西郷さんの巨像を暴くことを主眼に論を進められています。
世で云われているような立派な人物ではなかったのは事実かも知れませんが、本書を読んでも下級武士の出なのに、非常な影響力がある人物であったことは間違いないようです。
対して、勝海舟はほら吹きの小物に過ぎない、と云いたいところですが、何故かそのほらで以て色んな人を動かしているんですよね。
何にしても、明治政府立ち上げ時の中心となった長州派閥の連中は、権力を得たことを利用して私腹を凝らすことに明け暮れていたのは間違いなさそうです。
このことは逆説の日本史でも指摘されていました。
今でもこの頃の長州派閥というのは、官僚の世界では生き続けているようで、官僚が天下り先として公金を使って多数の公益法人を作り、そこに意味もなく多額の税金を投入し、それを給与や退職金として懐にしている構図の原形は、明治時代にあったんでしょね。
2018年6月26日火曜日
【くるまのおと】トヨタとマツダ 走りが変わった理由
というタイトルで、ドライバー誌が特集を組んでいます。
どちらかというとトヨタのページの方が多いですが。
まあ昔から走りに拘っていてスポーツイメージも打ち出しているマツダの場合は、SkyActiveを打ち出してから独逸車に対抗できるくらいの走りを実現しつつあります。
が、トヨタは、もりぞうさんが社長になってから打ち出した「もっといいクルマを作ろうよ」とのかけ声の効果が、ここに来てやっと出て来たらしいです。
今回フルモデルチェンジとなったクラウンは、旦那仕様を捨てて、アスリート系一本に絞ったとのこと。(元々、先代も80%くらいがアスリートだったそうで)
評論家各氏も、これがクラウン?!と驚愕の出来だそうです。
本誌の記事ではないですが、もりぞうさんも試乗した時に「俺のラリーカーよりもいいじゃないか」といわれたそうで。
中国車や韓国車が、欧州のデザイナーや技術者の手を借りて、日本車よりも安くていいクルマを作りつつある昨今、日本メーカーはより高いレベルを目指して邁進中です。
欧州車にお乗りの方も、一度日本車のディーラーへ行って、試乗してみて感じてみてください。
2018年6月21日木曜日
韓国人による罪韓論 / シンシアリー
本書末尾の「自分自身の立場の難しさに、そしてその罪に、まったく気づいていない韓国」という一文が、本書の全てを表していると思います。
朝鮮半島は、古代から大陸(中原と北方)からの侵攻と、列島からの圧力の間に挟まれており、歴代の半島国はコウモリ外交で身の安全を図るしかなかったわけです。
現在でも、中共・ロシア・日本(というか在日米軍)に囲まれており、南北朝鮮はその境界壁としての役割を押し付けられています。
が、当の朝鮮・韓国はその意識は皆無。
半島に統一国家ができれば、誰からも干渉されない独立国として、周辺国に対抗できると信じているらしいのが…相変わらずの誇大妄想癖です。
同じ民族だからという理由で、半島統一を夢見ているそうですけど、未だに半島南西部出身の人達を差別し、脱北者を差別し、在日韓国人を差別し、同じ民族として扱おうとしないのだから、朝鮮と韓国が統一国家を実現できるとは思いません。
が、万一統一国家ができたら、たぶん日本には悪夢でしょうね。
統一国家は在韓米軍を追い出し、中共の人民解放軍の監視下に置かれることになるのは明らかで、つまり日本のごく鼻の先に中共の脅威が居座ることになるからです。
そういう意味では、統一せずに(戦闘行為なしで)南北が仲違いして、中共やロシアの脅威に対する緩衝地帯として存在してくれている方が有り難いですからね。
たぶん、米国もアジアの安全保障的に、韓国がしっかりとした中共・ロシアの対抗勢力として存在していてくれないと困るのですが、韓国はそういう空気を読まずに、中共に尻尾を振っていいこいいこして貰って喜んでいるんですよね。
まあそういう世界の空気を読めないという点では、日本でも五十歩百歩なんでしょうけど。
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