2020年8月11日火曜日
三体Ⅱ 黒暗森林(上・下)/ 劉 慈欣
中華人民共和国のSF作家による話題の書。その続編です。
ん〜、何というか、話題になるのは理解できる反面、ストーリーにしてもプロットにしても、何か練れてないよなぁという感じがあるんですよね。
文章がぎこちないのは、翻訳文だと英語圏作品でもあるので、作者のせいというよりは、翻訳という言葉の壁の限界のせいだとは思いますが。
アイデアはいいけど、それを小説にするときの組み立て方が、まだまだな気がします。
世間の評論を見ていると、そういうことを書いている人は全然いないけど。
宇宙の広さを説明する箇所があるのですが、世間一般の人が感覚として理解できていない太陽系の広さを、作者は何とか説明しようとしていますね。
たぶん、これでも感覚的に分からない人が殆どでしょうけど。
宇宙がどれくらい広いか。
以前流行った妄言に「太陽系の惑星が直列に並ぶと、それら惑星の引力が合わさって多大な引力が地球に襲いかかり、天変地異が起こる」というのがあるのですが、これなんかが宇宙の広さを丸っきり分かってない典型ですね。
各惑星の質量と太陽からの距離は、公開されたデータがあるんだから、それを元にちょっと計算すれば、どのくらいの引力が地球に掛かるかは直ぐに分かるんですけどね。
それくらいの計算をやってから言ってくれないかい?って感じです。
ま、それはさておき、最後のどでん返しは…まあいいんだけどね。
ちょっとなんかなぁ、と個人的には思いました。
ここまで引っ張っておいて、それかい!って感じです。
2020年8月4日火曜日
逆説の日本史 25: 明治風雲編 日英同盟と黄禍論の謎 / 井沢 元彦
この辺りの時代については、倉山氏の各著書の方が面白く書かれていると思いますが、懇切丁寧に説明されているのは井沢氏の方ですね。
明治時代に、西洋から入ってきた演劇や歌謡が、日本独自の文化と合わさり、日本独特の演芸や演歌などに発展していく過程を、緻密に説明されています。
先人の知恵と苦労は如何ほどのものだったろうか。
似たようなこととして、戦後米国からブルース、ロックが(クラシックやジャズは、恐らく戦前から)日本に入ってきて、手探りでそれらを習得しようとした人達もおられたわけです。
そして、60年代後半の日本のブルース、ロックなどは、かなり高度なレベルに達しており、世界的なミュージシャンも輩出することになるのです。
それが可能だったのも、恐らくは平安時代から続く日本の伝統演芸の素地があったからではないかと思うのです。
(実際、世界的なエレキギターの大家である寺内タケル氏は、親が三味線の師匠で、もの心が付く頃から三味線を弾いていたそうで)
(ついでに書いておくと、氏は小学生の頃にギターの音を電話のピックアップを流用して、電気増幅させるエレキギターを発明していたそうで、「エレキギターは俺が発明したんだ」とおっしゃっておられました)
そしてなにより、一般民衆がそういう演芸を観て楽しむという文化も平安時代からあって、これは日本以外にはないことなのです。
(西洋では演劇やら歌劇などは貴族のもので、一般大衆は一切縁がなかった)
こういう歴史を知ると、日本に生まれて日本人と育ったことは、幸運だったなと思ってしまいます。
2020年7月28日火曜日
モトローラ Moto G8 Power
ポケGO専用機になってしまったMoto G4 Plusも、使い始めて早4年。
その間にMoto Gシリーズの型番も4つ増えて、最新はMoto G8シリーズになります。
で、このPowerはいち早くAndroid 10に対応し、お値段もお手頃価格なので、今回もMotorola端末にしました。
Moto G4 Plusは公約通り、Android8のOreoまでアップデートされましたが、このMoto G8 Powerはどこまで対応してくれるのかな?
4年分進化しているので、ポケモンGOをプレイするのも快適になりました。
ここ1年くらいはアプリが重くなって、Moto G4 Plusでの動作があまりスムーズではなかったんです。
まあG8 Powerでも時々カク付くのですけどね。
バッテリーは飛躍的に保つようになりました。
休みの日に1日外でポケGOやっても、モバイルバッテリー不要です。
G4 Plusだと必須でしたけどね。
G8 Powerは本当に減らないです。
指紋認証も認識率が格段に向上しており、背面に指紋認証の部分があるので、ぱっと端末を取って人差し指をそのまま当てて、サッと画面を開いてくれるので、非常に便利です。
iPhone7 Plusの親指指紋認証よりも楽です。
カメラは3眼レンズで、マクロが綺麗です。
GPSの精度もいいようで、カーナビは今までiPhone7 Plusを使ってましたが、Moto G8 Powerを使うようになりました。
ま、一言でいうと、お薦めです。
2020年7月26日日曜日
Alive The LiveシリーズでJohn Sykesのライブアルバムを
Alive The Live
行き付けの浪速は日本橋のCDショップのRockコーナーでは、大々的に棚を作って販売されていました。
いきなり何十枚も買えないので、John Sykesのライブ2枚を買って来ましたが、音質はなかなか良好です。
ファンならお金出して買う価値はあると思います。
2020年7月24日金曜日
SDカード各種の速度比較
2020年7月23日木曜日
秀吉の活 / 木下昌輝
600ページの超大作ですが、あまりにも面白いは、文章のテンポが軽快でドンドン読み進んでいけるは、であっという間(4日間)で読み終えてしまいました。
史実をキチンと考証されている木下氏ですが、本作はかなり創作を入れている感じです。
まあ、織田家で出世する以前の藤吉郎に関する正確な資料なんて存在しないから、想像で書いても「これが史実だ」と言われれば、反論もできないですが(笑
後書きで「自分なりの太閤記を書こうとしても、すでに多くの先人によって有名なエピソードや戦は使い倒されている」として、これだけ様々な作家に書かれている豊臣秀吉という人物は、もう独自のアイデアで描く余地がない中で、氏はしっかりと新しい木下昌輝独自の秀吉像を構築していることを賞賛されていますが、私も全く同じ感想を持ちました。
これは戦国時代小説が好きな方は、是非読んでおくべき一冊です。
2020年7月18日土曜日
桂太郎――日本政治史上、最高の総理大臣 / 倉山 満
明治も時代が下ると、政権を担ってきた幕末の志士がいなくなるのですが、それに伴って国を担っていこうという人材がいなくなると。
明治以降の日本の教育というは、働き蟻を製造する教育で、指導者を育成する教育ではないと言われます。
それは戦後に至っても同じで、故に憲政の常識を知らない政治家ばかりになり、国民の幸せや国家経済を高進させるためではなく省益と保身のためだけに働く官僚しかいなくなりました。
今年の武漢ウィルス騒ぎで、今の日本政府が如何に無能で無力で無策かが、更に明らかになりました。
国を運営すると言うことはどういうことか。
今の政治家や官僚の方々に、是非ご一読を願いたいです。
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