昨年の夏前から、縁あってロックバンドのライブステージの撮影をさせて戴いています。まだまだレンズは何を使えばいいか、フィルムはどれを選択すべきか、撮り方はどうすればいいか等々、試行錯誤しているばかりで、なかなかこれだ!と思えるものが見つからず苦戦しております。
それでも幸い辛うじて何枚かはそれなりにいいのが撮れており、メンバーの方達にも満足して戴いているようで、今後は他のバンドも撮影させて戴こうかなと考えています。
ステージ撮影の時は、プリントを上げる関係でネガがほとんど(しかもISO800)なのですが、偶にリバーサル(ISO400)を使うこともあります。ラチュードはポジの方が狭いと言われますが、実際に撮影していると逆にポジの方が広いのじゃないか?と思うこともしばしばあります。スキャンしていると判りますが、ネガってそれ程ラチュードは広くないんですよね。アンダーなネガから、綺麗な画像を起こすのは、本当に大変です。そういう意味では、露出のシビアさというのはネガでもポジ並にきちんとする必要があります。
逆にポジだと、ハイキー表現、ローキー表現がやりやすいです。ネガで意図的に露出を飛ばしたり、潰したりしようとしても、意外とうまく行きません。ネガでやるなら、きちんとした露出で撮影して、プリント時にハイキー、ローキーに焼かないとうまくいかないようです。
ステージ撮影だと、意図的なローキー表現を使いたいときがあるのですが、そういうときはポジの方がコントロールが効いていいですね。ネガプリントも自分でできればいいのですが....大阪ではレンタルラボってないからなぁ。いやひょっとしたら私が知らないだけなのかな??
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