2003年8月17日日曜日

【BMW雑記帳】アイドリングストップ

「Hyper REV import Maniax Vol.01 BMW 3Series E46」なるムック本が発刊されています。 E46な方は必見ですよ。
それとAuto Asciiに、最近のBMWのデザインについてのコラムが2本載っています。

7月末にClub-tiのオフ会に参加してきました。 BMW関係のオフ会には、これまでも何回か参加してきています。そこでいつも気になるのが、車を停車してもエンジンを掛けっぱなしの人が多いことです。
BMWの場合は、取扱説明書にも停車時には必ずエンジンを切るように書かれています。まあ読んでいる人はあまりいないし、読んでいても実践しない方がほとんどでしょうけど。 BMWのドライビング・トレーニングに行っても、一番最初に言われるのは、シートポジションと共に 人が乗り降りするときには必ずエンジンを切ることです。
BMWを初めとするドイツメーカーは、ほとんどがアイドリングストップを推奨していますし、発進時もエンジンを掛けたら暖気などせずにすぐ走るように奨めています。これは勿論、環境問題からそう奨めているわけですね。
またそれとは別にBMWがいう人が乗り降りするときには必ずエンジンを切るというのは、安全の面から言うわけです。何故、人の乗降中にエンジンを掛けていると危険なのかは、考えればすぐ判ると思います。判らない方は、真面目に安全とは何かを一から考え直す必要があります。
また、その理由が判れば、車の前後に人がいるときにエンジンを起動することも、非常に危険なことだということはすぐ判ると思います。それで事故が起こる可能性は非常に少ないですが、0ではありません。ドライバーのちょっとした注意で事故の可能性がなくなるのであれば、それは実践すべきでしょう。
そういえば、昔の勤務先のバイクに乗っていた女性に「ちゃんと確認もせずに突っ込んでいって、もし人がいたらどうするんだ!」と言ったところ「あんなところ、滅多に人は来ないからいいいじゃな」と。もちろん「確率が100万分の1でも、1回当たったら終わりなんだぞ!」と怒りましたけどね。世の中の人のほとんどは、彼女と同じ認識で、滅多に起こらないことと、絶対に起こってはいけないことの区別が付いてないんでしょうね。ここを読んでいる方々は違うと信じています。
暖気についても、未だに必要だと主張する人がいますが、暖気が必要だというのは電子制御が普及する前のキャブレター時代の常識で、現代では必要ありません。第一、エンジンだけ暖めても仕方がないです。エンジン、ミッション、デフ、タイヤなどの駆動系の全てが暖気を必要とします。エンジンだけは車が停止状態でも暖気ができますが、他の部分は走りながらでないと暖気はできません。つまり現代の暖機運転は、各部が暖めるまでゆっくりと労りながら走ることです。エンジンだけ暖めて、即全開走行をするとミッションやデフを痛めます。
ということで、次回からは
・シートに座ってシートベルトを(助手席の同乗者も)締めてから、エンジンを掛ける。
・エンジンを掛けたら、すぐにしかしゆっくりと走り始める。
・(同乗者を含め)車から降りるときは、エンジンを止めてからシートベルトを外して降りる。
ことを心掛けて下さい。

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