2004年11月24日水曜日

雪の峠 剣の舞

講談社漫画文庫 岩明 均 著
岩明氏の絵は独特の個性があって、登場人物のキャラクタにも岩明調がどの登場人物に感じられます。
歴史物語を題材にした2作を1冊にまとめたものですが、どちらも岩明氏独特の個性が、ストーリー展開にも絵にも感じられます。
雪の峠は、戦国時代から江戸時代に移る頃の物語ですが、当時の知略というものがどういうものであったかがよく判る物語だと思います。
戦国時代には、情報活動や戦略行動が盛んで、世界でも最高峰の技術力があったらしいのですが、今の日本にはその欠片も残っておらず、外交ベタで世界中からカモにされているのは寂しいことです。

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