この1作限りの007、ジョージ・レーゼンビーは、歴代の007と比べると、かっこよさの点でちょっと見劣りする気もします。ショーン・コネリーのイメージを覆すには役不足なのは否めず、それゆえに1作限りで終わってしまったのでしょうね。
敵役として刑事コジャックで有名な、テリー・サバラスが登場しており、役者としての格で差が出てしまっているのは仕方ないかな。
またボンドが結婚をする唯一の作品でもありますが、この後の作品でもボンドが墓参りをしていたり、彼女への愛がずっと続いているのですよね。躰を交わす相手が何人もいても、本当の愛はたった一人に捧げる。ボンドの意外な側面かもしれません。
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