2005年3月3日木曜日

天皇家はなぜ続いたか

ワニ歴史セレクション文庫刊 梅澤 恵美子 著
天皇家が2000年以上も、その座を誰にも取られずに続いた謎に挑戦した1冊です。
「祟り」を中心に論が展開されるのですが、「祟る」ということが大きな原因の一つなのは確かでしょうか、どうも「続いた」理由としては物足りないような気がします。第一、どうやって天皇家が「祟る」力を得たのかについての考察が、ほとんどないですし。
卑弥呼や、その後の台与の正体についての考察は、なかなか面白いと思います。


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