ハヤカワSF文庫刊 ロバート・J・ソウヤー著 内田 昌之 訳
ゴールデン・フリースで登場したアイデア、人の脳のニューロネットを完全にスキャンして、コンピュータ内にそれを再現して、人の思考・人格をシミュレートする、が再登場します。
数GBオーダーのメモリ領域で、人の脳のニューロネットワークが再現できるかどうか、非常に疑問ではありますけど、本作のストーリーは非常に面白いです。
これまで読んできた作品はどれもそうなのですが、ソウヤーという人はストーリーの組み立て方が非常に巧妙で、読む人を飽きさせずに、ズンズンと物語の中へ引き込んでしまいます。
しばらくはソウヤー作品を読み続けることになりそう。
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