ハヤカワ文庫NV刊 ブラッド・ソー著 田中 昌太郎 訳
いかにもアメリカらしいヒーロー物です。主人公は元プロ・スキーヤーで、海軍に入隊してSEALの精鋭として活躍し、シークレットサービスに抜擢されるという、アメリカン・ヒーローです。
通常でもアメリカでトップクラスのヒーローとしてのキャリアを持つ主人公が、崩壊したと思われているソビエトの残党の魔の手から、合衆国と世界と救う物語です。
ソー氏の著作は本作以前に2作ほどあるようで、それの続きみたいです。
でもストーリーのご都合主義が、「正義は勝つ、俺たちこそ正義だ」というように感じられて鼻についてしまって、前作を読む気はしないですが...こういうのが好きな方は楽しめると思います。
たぶん007シリーズみたいな娯楽映画なら、こういう物語も単純に楽しめるんでしょうけどね。
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