2006年2月23日木曜日

箱崎別れ船

ワンツーマガジン社刊 南原 幹雄 著
江戸時代の茶屋女、遊女、下町娘などを中心とした愛憎物語の短編集です。
江戸時代というと不義密通は死罪で女性の貞操観念が高かったと思われているのですが、女性の貞操がうるさくいわれたのは上級武家だけで、一般の民百姓の間ではあまり貞操観念はうるさくはなかったようです。
そもそも日本は、江戸時代以降に儒教の影響が強くなるまでは、フリーセックスの国でしたしね。今でも地方の祭りなどに、その名残がなるらしいですが。
貞操観念にうるさくないとはいえ、いやだからこそか、好いた惚れたでのトラブルは多かったのでしょうか。




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