かれこれ20年以上前に少年ジャンプに登場し大人気を博した、スペース・アドベンチャーの続編です。
寺沢氏もコブラ以降何本かの漫画を発表していますが、コブラを超えるキャラクタは生み出せなかったというか、どれもコブラの亜流にしかならなかったと思います。
寺沢氏はコンピュータを使って漫画を描くことに対して非常に積極的で、Apple IIが発売された頃には、既にコンピュータを使った作品を発表しています。7〜8年前には、当時まだ数千万円していたKODAKの一眼レフデジカメでデビューしたてのインリンを実写して、CGに取り込んだ漫画も発表しています。
コブラもCGで全部書き直しているという話を聞いたのですが、最近発刊された完全版にそれが使われているのかな?背景の建物とかも、後でゲームの素材として使用されることを考えて、裏側まで全部3Dで描いているということでしたが。
本作はCGを使って描かれており、全ページカラーという力作です。
本作はとある雑誌で連載中なのですが、連載が始まったのって結構前じゃなかったかなと思ってググったら初出は2000年だとか。これだけ絵をフルカラーで書き込みしてますから、そりゃ時間かかるわな。
寺沢氏はコブラで相当稼いでいると思いますが、数千万円の高性能Warkstationと画像処理機器や画像処理プログラムを買い込んで、作品制作に挑んでいますから、儲かった分をほとんど注ぎ込んでるのではないでしょうか?
相変わらずの気取った台詞とハラハラするストーリー展開で楽しませてくれます。
問題は後編(中編?)が発売になるのは何年後かということでしょうか。
コブラマジックドール 前編 (1)
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