V10からV8にレギュレーションが変更になり、我らがBMWはウィリアムズへのエンジン供給からザウバーを買収してチームとしての参加になりました。
エンジンの形式が変わったことにより、各チームの力関係が大幅に変わるかなと思ったのですが、ルノーの圧倒的な強さは変わらずですね。マクラーレン・メルセデスが今年は良くなっているみたいで、フェラーリが今一、ホンダとBMW、トヨタが昨年と同じ程度、というところでしょうか。
BMWもそろそろ優勝して欲しいものですが、紙一重でトップチームとの差が埋められず、そしてその差は表彰台の真ん中に立てるかどうかの大きな違いとなって現れてしまいます。新チーム体制になったばかりで、結果を期待するのが間違いなのでしょうけど、結果を出すために単独チームになることを選択したのだから、やはり期待してしまいますね。
そういえば単独チームでの参加となったホンダも結果が出てこない。ターボ時代にレギュレーションが変更になり、それによってホンダが不利になると思い、F1撤退を当時の社長とチーム監督がまだお元気だった御大に相談に言ったところ「やつらレギュレーションを変えれば変えるほどウチが有利になるのが判ってやがらねぇ」と笑い飛ばされたという逸話があります。今のホンダに御大の魂が継承されていれば、今年は有利なはずなのですけどね。
ちなみに私はホンダの車はあまり好きではありませんが、御大は尊敬しています。冗談ではなく、人の上に立つ人はかくありたい、と思わせられる凄い逸話ばかりの格別な存在ですから。上の逸話も本で読んだ時は目から鱗でしたね。
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