2006年6月28日水曜日

Jimi Hendrix / live at Woodstock



DVDですけど、「CD・ライブ」のジャンルで。

1969年のWoodstock Rock Festivalは、ロック史上最大の伝説となっています。特に、観客がほとんど帰ってしまった、終了間際に登場したJimi Hendrixのステージは、伝説中の伝説となっており、正にロック史上最高のライブ演奏と言っても過言ではありません。
その伝説のステージを収めたのが本作です。輸入盤DVDですが、リージョンフリーなので、リージョンを日本に設定していても観ることができます。日本版もあるようですが、値段が倍以上違いますので、輸入盤の方がお勧めですね。

2枚組になっているのですが、撮影しているカメラのカットを替えて、基本的に同じものが記録されています。Disc1に関係者のインタビューが入っているのと、Disc2に"Hear My Train Comin'"が追加になっている以外は、同じ曲の同じ演奏です。

アナウンスでは "Jimi Hendrix' Experience"と紹介していますが、Jimi自身は"Band Of Gypsy"と紹介していますね。メンバーは、Experince時代からの盟友、Billy Cox(B)とMitch Mitchell(Dr)に加えて、サイドギタリストのLarry Lee、パーカッションのJuma SultanとJerry Velezという6人編成です。


Woodstockのライブアルバムが最初に発売された時、Jimiの演奏分は"Star Spangled Banner"始め3曲だけで、JimiとLarryのギターの掛け合いの所から始まるのですが、メンバー構成が発表されていなくて、てっきり3人編成だと思っていた(そもそもJimi Hendrixが3人以外で演奏したのはこのときくらいのはず)ので、一体Jimiはどんなエコーエフェクト使ってるんだ???と友達達と頭を悩ませていたもんです。
そのせいか「あれは後からスタジオで録音した演奏を編集で入れているんだ」という噂まで飛び出したくらいです。
が、実際こうやって映像を見る限りでは、後から音を追加している様子はなく、正真正銘生の音が入れられていたようです。
比較的Jimiの手元がよく写っていると思いますが、足下のエフェクタの使い方はイマイチわかりにくいところがあって、残念です。
ワウ(たぶんCryBaby)を2台繋げているようなのですが、どういう使い方をしていたのか、非常に気になります。
なんの変哲もないストラトとマーシャルから、なんであんな音が出るのか、30年間悩んでいますが、未だに判らん。

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