2006年8月15日火曜日

Derek Sherinian / Planet X



デレク・シェリニアンの初ソロアルバムはイナージャかと思っていたんですが、本作が本当の意味でのソロ第一弾みたいです。
ただ本作の場合は、世間での扱いはPlanet Xというプロジェクトのアルバムということになっており、ソロという形では扱われていないようです。アルバムジャケットをどうみても、デレクのソロアルバムで、「Planet X」というのはアルバム名なんですがねぇ。

デレクの曲の特徴というのは、シンプルでキャッチーなメロディの裏で、複雑怪奇なコードやらリズムやらが走り回っていて、楽曲の聴きやすさとテクニカルな演奏を両立させているところでしょうね。
こういうのってなかなか難しくて、楽曲がシンプルになるとあまりテクニックのオンパレードはやりにくくなるし、テクニックを活かした曲にすると聴くのが疲れるような感じになりますしね。
この辺りのバランス感覚は独特のものがあると思います。本作以降に制作しているアルバムは、有名ギタリストを曲毎に入れ換えて、自分が楽しむためにアルバムを作っている感じがします。が、本作は全曲同じメンバーで統一されており、自分の理想とする音楽を追究している感じがします。

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