玄人志向RX1550-LE256H-0201を入れたはいいけど、ファンの五月蠅さに耐えられず、ロープロで比較的高速で値段もそこそこのものがないかと探したところ、MSI NX7300GS-MD256EHというファンレスなビデオカードを発見。買ってきました。
MSIのユーティリティが悪さをして途中でリブートするようになったため、何度もセーフモードでドライバやらユーティリティやらを削除してドライバをインストールし直して、という羽目になってしまいましたが、最終的には無事安定して稼働しています。余計なもの入れちゃ駄目ですね。
本当はAMDに敬意を表するためとチップセットがATIなので、ビデオもATIにしたかったのですが、ファンレスなロープロはNVIDIA GS7300GSしか見あたらなかったため、結局今回もNVIDIAになりました。
自分でPCを組むようになった頃は、UNIX Workstation用で有名だったMatroxを常用していたのですが、Linuxを使うようになってからはNvidiaばかりになってしまいました。ちょうどその頃から3D対応がされるようになったのですが、Matroxは3D性能で大きく他から遅れを取っていたことと、Linux用のビデオドライバをメーカーサイトで公開していたのがNvidiaくらいだったことで、必然的にNvidiaのビデオチップ搭載カードを選ぶことになったのです。OSSで開発されるビデオドライバは、どうしても1世代以上古いビデオチップのものになってしまい、最新のものを使いたいとなると、Nvidiaしかなかったからです。今ではATIとか他のメーカーもLinux用のドライバを公開しているようですけどね。
HDBenchで測ったビデオ性能の結果(3回計測して異常値を除いた平均値)は以下の通りです。
HP dc5750SF/DT - AMD Athlon 64X2 5200+ 64W搭載 メモリ2.5GB
オンボード XT1150
Rect 20857
Text 15365
Elli 5976
BitB 111
DirD 29
玄人志向 XT1550-LE256H
Rect 30410
Text 18987
Elli 6998
BitB 225
DirD 32
MSI NX7300GS-MD256EH
Rect 30255
Text 28162
Elli 10620
BitB 297
DirD 59
計測していて気が付くのは、ATI勢は計測中に画面が止まることが度々あり、値に異常値が出やすいことです。Nvidiaはそういうことはないので、ATIはドライバの安定性に何か問題があるのではないかという気がします。
性能差は、そのまま値段の差という感じなので、この結果でATIよりNvidiaの方が高性能とは言えません。
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